元々、伯母が持っていた土地と建物で、伯母が亡くなったのちに私のいとこが相続していますが、メンテ等すべて不動産屋さんに託しているようです。
建物自体は長屋で、私の家の隣になりますが、相続したいとこの家が遠い為、何かが起これば不動産屋さんからいとこに、そして建物の隣の私の家に連絡があるので、実質、動かなければならないのは私の家族となります。
2階建ての長屋で、大昔にリフォームして1Fを伯母が住む用に、2Fを人に貸す用に作り直したようで、2Fの部屋は玄関のドアを開けるとすぐに階段となっていて、2Fに上がると2間の部屋があるという作りになっています。
もう20年という長い間、同じ人が借りていて、その人が出てから何回か新しい人が借りましたが、すぐに出て行ってしまい、現在は5年くらい空き家となっています。
20年という長い間住んでいた人はとても静かで、長屋で壁が薄いにもかかわらず、ほぼ生活感のない方でした。
出ていく際に伯母は入院しており、状況確認を私がしたのですが、畳やふすまは傷みまくっており、到底そのままでは住める状況でもないし、貸せる状況でもない状態でした。
また、驚いたことにテレビのアンテナも通ってないし、ガスも引いていない状態でした。
伯母が火事を嫌がり、引いてなかったようです。20年住んでいた方によると、家事もしないし、朝から晩まで働いていたのでテレビを見る時間もなかったので問題なかったとの事でした。
新しい人に貸すにあたって、テレビのアンテナとガスを引き、畳とふすまは新しいものに変えましたが、根本の傷みの修復までには至らず。
入ってすぐが急な階段の為、年配者の借り手を探すのは難しく、また壁が非常に薄い為、生活音が私の家に漏れてくるので、ある程度の借主制限をしているのも空き家になっている理由の一つではあると思います。
5年間、空き家のままになって家の中には5年前に見て以来、入っていませんが、少なくとも裏から見えるベランダは雨風にやられ、かなり傷んでいます。
相続しているいとこも5年前に一緒に入って以来、入っていないようです。
まだ、現実的な話にはなってはいませんが、1Fに住んでいた伯母も亡くなり、ここも空き家となっているので、1F2Fの境をとっぱらって、普通の長屋の一軒家としてリノベーションして貸してはどうだろうかという話だけはしています。
ただ、資金の問題と、実際、綺麗にしても借り手があるかわからないので、当分このままの状況だと思います。