空き家問題は今、社会的にも話題になっていて、近年では空き家対策特別措置法とか何とくいう法律も出来ているようです。 実際に、時折、ニュースやテレビの番組でも取り上げられています。しかし、実際にはどういった内容かは充分には理解していないし、何か、今一実感としては判らないところもあります。

しかし、実際にに空き家を持つ者、所謂、オーナーにとってはまるっきりの理解不足ではいられないほど大事なこともたしかで、しかも、古い空き家ほど近隣に対して迷惑が及ぶとして必要な対策を講じなければならないし、又、ある程度の緊急性も含んでいることも理解はできますし自覚しておく必要もあるのでしょう。

実は、我が家の事になりますが、空き家にして今日まで既に5年以上は経ってしまいました。郊外の大型開発分譲地に私たち家族は幼少の頃から住んでいまして、建築してからは40年程経ってしまいました。今では兄弟たちは全て家を出て、両親だけでしばらく暮らしていましたが、父親に先立たれて以降は母親が、身体の事情もあって私の自宅で同居しているために、それ以来空き家になっているのです。

実は、現在はこの我が家の空き家について検討している最中なのです。その家は生活の利便性は比較的良い所であり、大型団地内ということもあり土地面積がおよそ110坪、建物面積が35坪あります。

家族関係は4人兄弟ですが未だ独り身の弟がいて、所帯を持ったら此の家に住むのかどうかの確認も必要とされます。 一方ではそのままの形で売却してしまうか、此の時には建物の価値は全く無いので純粋な土地の値段のみの価格になってしまうでしょう。もう一つの方法は建物を改装して、建物の価値をつけて土地建物として売却するか、現在は思案中なのです。

建物の改装は、現在の方法としては「リノベーション」とかいう、方法があるらしいですね。最近の住宅情報に関して、リフォームやリノベーションという言葉が聞かれますが、リノベーションというのは現代風に改良し、利便性と合理的な住まいに改造してしまうという施工技術とのことです。

つまり古い建物に対して現代的な付加価値をつけて、新しい感覚の中古住宅として販売するもので、これは、そのままの状態で土地値のみで売却するのと違って、従来の古い家を改良して、土地建物として売却するものです。売り手は勿論、買い手の方も新築住宅に比べても価格的には格段に安くなると言われ、今ではマンション等でも大いに受けていると聞いてます。

現在、母親を含めて4人兄弟で此等のことを検討中でありますが、我等兄弟たちも遺産問題が絡んできますので、どの方法が最大のメリットになるかどうかを、不動産業者や建築関係者と打ち合わせに入ろうかというところなのです。

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