隣の家が空き家になってしまい、非常に治安の関係で不安になったことがります。
元々その家は借家として貸していたもので、借り手はその家でクリーニング店をしていたのですが、商売があるときから傾き始めてしまい、家賃も滞るようになったのだそうです。通りからもガラス窓を通して少し店の中の様子が分かりましたから、空き家になってしまってから注意をしてのぞいてみると、沢山の衣類が乱雑に残されていました。そんな商売の仕方をしていたのです。
ところがあるときに、急に引越しをしてしまい、誰にも何も言わずに一人暮らしをしていたクリーニング店の男性はいなくなってしまったのです。家の中の物をすべて放置していったのです。その後一年近くそのままの状態が続きました。
その間、引っ越した男性の親戚と言う人と連絡が取れて、引越し先も見つかったのですが、自分の経済状態では何もできないからと言うことで、放置したものの処分もできないといって、責任逃れをしたのです。
しかし、その後も又問題が発生、どうもクリーニング店で使っていた洗剤を垂れ流ししていたのではないかという人がでてきて、クリーニング店の両隣の我が家ともう一軒の家では水質検査をして貰いました。その結果何も検査結果には以上も無く、此れまでに健康を害したということもなく、水への影響はないと言うことが分かり一件落着となりました。
又、さらには、色々と噂話が飛び交いまして、其処の土地は家の持ち主とは別の人だということで、家の持ち主もなくなってしまっていたのです。ですから、空き家となってしまった後始末をしたのは、土地の所有者で、建設会社に頼んで、家の中の一切合財を処分して貰い、家の取り壊しもして貰い、砂利を敷いて更地にして貰い、すっかり跡形も無く綺麗になってしまいました。
噂ではなく真実だったということです。現在は砂利も敷かれて、地主さんが地元の不動産会社に管理を願いして駐車場として使われています。