母方の叔父(独身)が所有していた一軒家が、10年近く空き家となっています。
母が住んでいる家の近くにあり、叔父自身は祖母と隣の市に住んでいたので、祖母がいた時は遊びにくる時等で度々寝泊りに使ったりしていましたが、祖母も亡くなった後は完全な空き家となってしまいました。
住宅街なので、空き家にしておくと近隣の方に迷惑がかかる事、家自体が傷んでしまう事を懸念して、母や父が叔父の空き家を2〜3週間に1度くらいのペースで見に行き、窓をあけて空気の入れ替えをしたり、木の枝が迷惑にならないように刈りに行ったりと手を入れていました。
一時期、遠方の従兄弟がこちら側に仕事で転勤になった時には家族で叔父の家を使ってもらいました。
その時は、そのままでは可哀想だからとハウスクリーニングと設備で古すぎるものはリフォームをして住んでもらいました。費用はかかったそうですが、住んでいる間は管理しなくて良い事が嬉しいようでした。
空き家だった叔父の家は小学校と中学校のすぐ近くの家という好立地だったので、よくポストに「売ってほしい」という不動産会社からの封書が届いて、その封書もあまりにも長く多数届くので辟易していたという話を聞きました。本当の所有者ではないので不動産会社に「売る気はない」と断る電話もいれにくく、うんざりすると奥さんが困っていたようです。
更に、学校の行事があると長く空き家で文句を言う人もいなかったせいか、家の前に迷惑駐車する車が何度もあり、車が出せなかったりと不快な思いもしたようでした。
迷惑駐車は空き家の管理に行っていた時に両親も困っていたようです。
2年半ほど住んでもらった後は空き家に戻ったので、再び両親が家の管理をしていますが、今では2か月あたりに1度のペースにして見に行っているようです。
両親も年を重ねて見に行くことが辛くなってきたようなので、移り住んでほしいと話しているようですが、難しく、売りに出すことになるかもしれません。
両親は、近くに放置状態の空き家を見て迷惑になっている様を知っているので管理に行っている為、近隣の方からはいつも良い挨拶をしてもらえると言っているので管理はとても大切だと思います。